水泳は健康維持やダイエットにおすすめ
健康維持やダイエットの目的で運動する場合、泳ぐことが苦手でなければ水泳はおススメです。
水泳は、他のスポーツと比較してもカロリーの消費が激しく、特にダイエットには向いています。泳ぐ時には全身を動かしますので、身体の一部だけではなく全身の筋肉を使うことになり、バランスよく鍛えることができます。ただし、泳ぐだけでは足は泳ぎに必要な筋肉しか鍛えられませんので、ウォーキングコースを併用することで、足の筋肉もしっかり鍛えることができます。
泳ぎが得意でない方や、腰痛で運動が難しい方は、ウォーキングコースの利用をお勧めします。
水の中を歩くことで、進行方向に負荷がかかり、地上でウォーキングするよりも効率よく身体を鍛えることができます。前向きや後ろ向き、横向き等、歩き方を変えながらするとバランスよく鍛えることができます。
しかし、水泳を始めるにあたって、「通える範囲にプールがあるのか?」、「施設の利用にかかる費用はどれくらいか?」といった問題があります。
プールを利用する3つの方法
プールを利用する場合、主に3つの方法があります。
1)スポーツジムやスイミングスクールのプール
スポーツジムの利用は通常、会員登録をして毎月会費を支払うことになります。相場は月額8千円程度です。キャンペーンを実施しているタイミングで入会できれば、最初の何カ月かはお得に利用できる場合があります。
2)整形外科等の病院やリハビリセンターのプール
通常は、患者のリハビリ用のプールですが、一般の方も利用可としているプールも存在します。
こちらは、施設によって利用方法や金額は異なります。会員登録が必要な場合が多いです。施設のホームページなどでご確認ください。
3)市民プール
煩わしい会員登録は不要で、券売機でチケットを購入して気軽に利用できます。
金額は1回500円前後で利用できるプールが大半ですが、設備や運用形態によって700円~1,000円程度の施設もあります。
公園の屋外プールの場合は、夏季限定の営業で、水温も16度くらいと冷たいですが、屋内の市民プールであれば、温水で一年中利用できます。ジャグジーやウォータースライダーが設置されたプールも多くあります。
以上のような方法がありますが、一番手軽なのは市民(市営)プールを利用することです。
スポーツジムの場合、支払いが月単位になりますので、週に4回は継続して通わないとお金がもったいないと感じるかもしれません。市民プールであれば、利用の都度500円程度を支払えばよいので、あまり通えない月があっても問題ありません。
プールを利用する際に事前に用意するもの
プールを利用する場合、まず用意するのは服装です。
・水着
水着は、海水浴で着用するような短パンやビキニではなく、泳ぎに適したものを購入しましょう。
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・ゴーグル(水中メガネ)
スイム用のゴーグルを購入しましょう。普段眼鏡の方は、度付きのゴーグルも売っているのでそちらを購入するか、コンタクトと併用でしたら、プールの時はコンタクトをすれば度が入ってないゴーグルでも大丈夫です。度が入ってないゴーグルでしたら、プール施設内でも売っています。
ただし、コンタクトの場合は、水が目に入らないようにゴーグルをしっかり装着して下さい。あと、指で瞼を触った時にコンタクトがずれやすいので、なるべく瞼を触らないように気を付けて下さい。
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・スイムキャップ
キャップもゴーグル同様、プール施設内で購入することも可能です。スイムキャップは忘れやすいので家を出る前に持ち物チェックしましょう。
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その他、濡れた身体を拭くためにスポーツタオルが必要です。プールサイドや更衣室入口にタオルが置ける施設の場合は、帰りの着替え前に使用するタオルを別で用意しておくと、服を着る前に身体に付いた水をしっかり拭き取れるので着替えがし易いです。
あと、濡れた水着やタオルを入れるビニール袋もあると、バッグを濡らさずに済みます。
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プールに入る前に気を付けること
・シューズボックス
100円硬貨が必要な場合があります(使用後返却式)。小銭を用意しておくと安心です。
プール施設によってはシューズを入れる袋が必要な場合がありますので、初めて行く施設の場合は、ビニール袋を持っていると安心です。
・更衣室のロッカー
100円または50円硬貨が必要な場合があります。
施設によっては硬貨が返却されない所もあります。最近は返却されるタイプが多いので、返却されない施設では、初めての方には受付で説明をしてくれると思います。
・水分の補給
全身運動なのでかなり汗をかきます。プールに入る前に水分を取っておくことをお勧めします。ただし、お腹がタプタプ鳴るほど飲むと動きにくくなりますので、飲みすぎないようにして下さい。
水分は30~40分おきに、こまめに取るようにしましょう。
・食事
食後すぐにプールで泳ぐと身体が重く呼吸もしにくく、気持ち悪くなります。
多少お腹が空いていても、食事はプールを出てからにしましょう。プールでお腹を空かせた後に食べる食事は格別です。
・塩分の補給
体内の塩分が不足すると、運動したときに足がつってしまうことがあります。足がつってしまうと、その後運動を続けることが困難になり、せっかくのプールが楽しめなくなりますので、運動前に塩分を取っておきましょう。