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尿酸値とは何か?

尿酸は肝臓で作られる代謝物の一つ

尿酸とは、肝臓で生成される代謝物の1つです。
尿酸とは食べ物全般に含まれる遺伝子の構成成分であるプリン体を、体内で分解した際にできる物質です。プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質で,常に体内で作られています。プリン体は細胞の中にあるものですから,動物・植物いずれの食品からも体内に入ります。これらのプリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり,一時的に体内に溜め込まれた後,尿や便として排泄されます。

尿酸値が高いとどうなる?

正常な状態であれば、体内の尿酸は常に一定の産生量と排出量で保たれています。しかし、尿酸の産生が過剰になったり、尿中への排出が低下したりすると尿酸の値が高くなります。
尿酸の値が7.0mg/dlを超えるようになると、「高尿酸血症」と診断されます。
血液中の尿酸が多い状態が続くと、足の付け根や間接に激しい痛みを伴う炎症発作を起こすことがあります。これがいわゆる痛風発作です。激痛で歩けなくなったり、痛みが気になって仕事が手に付かなくなったりします。痛みは1~2週間で収まりますが、尿酸値が下がらなければ痛風発作が再発します。

尿酸値を下げるには?

尿酸値を下げるためには、栄養バランスのとれた食事を3回きちんと摂ること、そして適度な運動をすることが大切です。